Debian GNU/Linux 4.0 では暗号化パーティションのデフォルトでのサポートやインストールプロセスをマルチランゲージ対応の GUI に変更するなどの新機能が搭載されました。
またパッケージ管理システムが改良されたことにより、、Secure APT を利用しミラーサイトからダウンロードしたパッケージの完全性の検証が行えるようになりました。
更新時にはパッケージ一覧の差分を取得するように変更されており、アップデート時の効率を高めています。

OpenSSH は通信データーを暗号化してリモートアクセスを安全に行うためのプロトコル SSH（Secure SHell）を利用するためのソフトウェアです。
OpenSSH を導入することでリモートログインを行うための ssh やファイル転送を行う scp、sftp などのを使用することができます。

Debian GNU/Linux 3.1 では標準のカーネルとして Linux カーネル 2.4.27 を採用し、プラットフォームによっては v2.6.8 も選択できるようになっています。
Intel x86 版では全体で 9000 を超えるパッケージの 7 割にあたる約6500 のパッケージが更新されました。
デスクトップ環境の KDE 3.3 と GNOME 2.8 をはじめとして、GIMP 2.2.6 や Firefox 1.0.4、OpenOffice.org 1.1.3 など最新のパッケージが収録されています。
インストーラも一新しハードウェア検出機能と無人インストール機能を備えた debian-installer に変更されました。
また 30 もの言語をサポートするほか起動デバイスとして新たに USB メモリを選択できるようになりました。

MySQL はリレーショナル・データーベース・マネージメント・システム（RDBMS）のひとつで、比較的扱いやすくデーターの読み込みが高速なことが特徴です。
MySQL は PostgreSQL と並んで広く利用されており、Windows や UNIX 系 OS などの多くのプラットフォームで動作することにも定評があります。

PostgreSQL はリレーショナル・データーベース・マネージメント・システム（RDBMS）のひとつで、データーベース用の標準言語である SQL 言語の仕様への準拠度が高いことが特徴です。
PostgreSQL は大量のデーターを高速に、かつ効率よくアクセスすることが可能で、Web システムや企業の業務システムなど、さまざまな用途で利用されています。